アイフルでは、融資余裕額が0になる事もあると聞きましたが、こんなのって本当なのでしょうか？
アイフルと言えばカードローンで有名な消費者金融ですが、カードローンと言えば限度額があって、その金額内で自由に借りられるからカードという形になっているんですよね？でもそれが0になるっていうのは、そもそもカードローンとして存在している意味がまるで無いわけで…とにかく、そんなのが起こるなんてにわかには信じられません。
そうしたら、同じく他の消費者金融でも融資余裕額が0になる事もあるという報告を聞いており、本当にあり得るとしたら何故こんな事をするのか分かりません。それならいっそ解約でも良いのでは…？というわけで、本当に何故こうなってしまうのか、というのを教えて下さい！
過払いもしくは返済の遅延でもなる事があります
今ではさほど起こってはいませんが、消費者金融にて過払いが起こると余裕額が0になる事があります。過払いが起こった状態でさらに融資を受けられると、過払い請求の時に金融業者が払う額が増える可能性がある為に、一時的な措置としてですね。この理由の場合は正直自分勝手も過ぎると思いますので、過払い請求も視野に入れましょう。ただ、現在の消費者金融で過払いが起きる可能性は、高くないのです。
となると一番多い理由としては、融資を行う上での信頼を著しく損ねている場合、というのが該当するかもしれません。例えば返済が遅れてしまってすぐに返済できないという場合、その人の返済能力はお世辞にも高いとは言えません。ならこれ以上融資を利用されてしまうと被害が大きくなるばかりなので、一時的に融資を使えなくする事もあるでしょう。
それで表示される融資余裕額を0にする事で、これ以上の借入を防ぐ事があります。こうなるときちんと返済しないと解除されませんし、仮に返済が追いついたとしても、以降は完済するまでずっと0の場合があります。余裕額が0のままというのは、言ってしまえば『返済の為だけにカードを持たせている』というような状態です。カードを即刻利用停止にしてしまうと返済にも問題が起きますので、返済専用のカードとして限度額を0にしている、と見るべきでしょう。
前者はともかくとして、後者は完全にこちらに非があります。アイフルみたいな消費者金融だけでなく、銀行のカードローンでも同様の事が起こりえますので、返済第一で融資は利用していきたいところです。
（⇒銀行でもアイフルとルールは似ている？）
アイフルのカードが融資余裕額0になることがある
アイフルのカードは、限度額の範囲内であれば繰り返し返済や融資ができるカードになります。ですが、ある日突然融資余裕額0になることがあります。
これは何の予告もなく突然融資不可になってしまうのですが、どのような場合に融資余裕額0になるのかというと、一番考えられるのが返済期日を過ぎてしまった場合です。返済期日当日以降は、融資が停止します。融資余裕額からお金を借り入れれで返済に回さないようにするためです。返済をすれば、また融資は再開されることになります。
次のケースですが、利用限度額いっぱいに利用している倍です。50万円の限度額で、49万900円の残高がある場合は、一応融資余湯額が100円程度ありますが、硬貨で融資は行っていませんので、借入がこれ以上できなくなります。このようになりましたら、返済をして残高を減らしていない限り融資余裕額が増えることはありません。
また、年齢での制限もあります。アイフルのキャッシングカードローンの申し込みができる年齢が20歳以上で70歳未満までです。そのため、キャッシングを利用中に70歳の誕生日を迎えましたら、その日から融資が停まってしまいます。これは、融資してほしいから再審査してほしいと頼んだとしても融資することは一切できません。あとは、返済のみのカードとなります。
契約時にも説明を受けるのですが、その説明などを忘れていて急に融資が停まってしまったと感じてしまいます。以上のようなケースは正常な取引をしても起こるケースなのですが、アイフルでは定期的に信用情報調査が行われています。他の貸金業として営業している消費者金融も同様に定期的に信用情報調査が利用後も行われます。この目的は過剰融資防止のためです。他社での利用残高が増えていたりすると、年収の3分の1を超えてしまった場合、どこかの会社で返済不能になり事故を起こしたとなると信用情報機関に報告がいきますので、定期調査でそのことが原因で融資が停まることがあります。
【参考ページ】
アイフルとの契約は予想以上にたくさんのルールがあります
